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回路の移行: ソフトウェア ツールまたはサービス?

IP を新しいファウンドリまたはプロセスノードに移行することは、大変複雑な作業です。 IN2FAB のマイグレーション ツールとサービスは、シリコンを新しいプロセスに移植する際のリスクを最小化します。

半導体IPを迅速に移行することは、半導体設計における最も困難な課題の 一つとして長い間認識されてきました。その最大の理由はデジタル回路は高度な自動化によって再生成できますが、アナログIPは多くの場合、最初から再設計を余儀なくする必要があるため、移行プロジェクトのリード タイムが長くなり、ビジネスチャンスを逃してしまいます。


IN2FABのOSIRISソフトウェア ツールは、回路図やレイアウトデータを新しいテクノロジ ノードに移行に大きな貢献をします。一方、設計エンジニアリソースが逼迫している場合は、それだけでは十分ではない場合があります。


IN2FABのもう一つの提案は 、IN2FABのデザインサービスを利用してIPを既存のノードから新しいノードに移行することです。これは、リソースが不足し、スケジュールがタイトな場合に非常に有効です。 経験豊富でIP移行の専門エンジニアグループが、既存のアナログおよびミックスド シグナルIPをもとに、お客様の選択されるプロセスに移行します。

マイグレーション プロジェクト マネージャーの Sarah Grant は、それぞれのプロジェクト固有の設計フローを持つことの重要性を強調します。 「マイグレーションの成功の鍵は、データを調べてマイグレーション作業の基本的な考え方として機能する最初の実行可能性を調査・評価することです。この調査では、元の製造プロセスと新しい製造プロセスの関係、および回路の内容を認識します。スケジュールを立案して、重要となるテクニカル情報を明確にします。」

このように作業を構造化するもう 一つの利点は、設計エンジニアが回路の最もクリチカルなタスクを抽出し、それらを作業のキューの先頭に移動できることです。クリチカルなエレメントの変換された回路図は、すぐに新しいプロセスのレイアウトに続き、ターゲットプロセスでフル シミュレーション、寄生データの抽出が可能です。

通常アナログIPを開発する際のボトルネックとなるすべてのリレイアウトに依存する移行に起因するため、単純に回路図をシミュレートしてコンポーネントサイズを調整するだけの移行処理は、メリットはありません。

「IN2FABのIP マイグレーションサービス グループは、ファウンドリとプロセスノードの間におけるアナログIPブロックから、大規模なIPプラトフォームに至るすべての移行を手掛けてきました。まさに顧客のビジネス ニーズに合わせるために必要とされるサービスです。」

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